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概説

ムンゴ国立公園

人類がオーストラリアへ渡ってきたとされる太古の時代。その証拠となる約4万年前の人類の足跡が見つかったのが、ムンゴ国立公園です。

現在、砂漠となっているこのエリアは、約1万5千年前までは、豊富な水をたたえた湖でした。その周りで育まれていた豊かな自然と多様な生き物たち… 中には、巨大なカンガルーやウォンバットをはじめとする大型動物相、タスマニアンタイガーやタスマニアンデビルなど、既に本土では絶滅してしまった動物たちも闊歩していました。それらの化石が、この国立公園で数多く発見されたのです。

太古からの暮らしを守るアボリジニ文化に触れるのにも、ムンゴ国立公園は最適です。このエリアで営みを続けてきた彼らは、湖で魚を釣り、その周りで狩りをして暮らしていました。ムンゴ国立公園は、地球上で最も古い人類の歴史を持つエリアといえます。

公園内では、ウォールオブチャイナと呼ばれる、中国の万里の長城を思わせる景観を見ることができます。山脈状に盛り上がった尾環は、砂と水と風が創り上げたもの。またエリア内には、レッドカンガルーやオナガイヌワシなど、たくさんの鳥や動物たちが生息していますので、散策する時には決められた歩道を利用してください。

また、1850年代の入植者が作ったゴルゴル・ステーションもあり、ビジターセンターの近くに、羊小屋などが残っています。1869年頃に地元のパイン材を使って建てられた美しい建物もまた、このエリアの歴史の一部です。

宿泊

ムンゴ国立公園の訪問は、3~10月がベストシーズン。公園内のキャンプ場は最大24名まで収容可能です。予約は、www.nationalparks.nsw.gov.au.へ。また、ムンゴロッジというモーテルタイプの宿もあり、食事が可能な週7日営業のライセンスドレストランもあります。

ビジターセンター

毎日オープン。国立公園内の動植物についての展示の他、このエリアで発掘された動物などの化石、アボリジニ文化、西洋人の入植についてなどの展示もあります。アランポロードを入ったところに位置しています。

行き方

ムンゴ国立公園はミルドゥラから約110km北東にあります。ボロンガを経由して、未舗装のアランポロードへ入るか、またはウェントワースから約88kmほどの舗装路プーンカリーロードを通り、そこから続く約58kmの未舗装路を通るルートがあります。未舗装路は、雨天の時は注意が必要です。また、少額の入場料がかかります。お出かけの際には、地元のビジターセンターで確認を。

ドライブで周る

ビジターセンターから出発する約70kmのツアールートがあります。ウォールオブチャイナまでの往復、湖の跡地をぐるっと周遊することもできます。

ウォーキングで周る

ウォールオブチャイナの駐車場から、ビューポイントへは車椅子でもアクセス可能なボードウォーク(歩道)が設置されています。また、ビジターセンターの近くには、約2.5kmのフォーショア・ウォークと呼ばれる散策路があります。ビジターセンター近くのキャンプ場からは約1kmのグラスランド(草地)の自然の中を歩くウォーキングルートもあります。