概説

フィリップ島といえば、かわいいペンギンたちの行進「ペンギンパレード」。夕暮れ時から夜にかけて、海に餌を採りに行ったリトルペンギンたちが、島に帰ってきます。夕闇に包まれかけたビーチに、次々とペンギンが上陸。その様子をじっと見ているだけで、子供から大人まで大興奮!

パレード

毎日見ることができるペンギンパレードは、世界中から大勢の見物客が詰めかけます。フィリップ島自然公園に、観察用の散策路、見学デッキが設けてあります。そこで整列して、ペンギンたちがサマーランドビーチに上陸してから巣に戻っていくところをご覧いただけます。夜は冷え込みますので、一年中暖かい上着を持参してください。

いろんな角度から

ペンギンにもっと近づきたい!もっと知りたい!という人は、レンジャーの解説を聞くのがおすすめです。より近くでペンギンパレードを見られる特別の観覧席「ペンギン・プラス・ビューイングプラットフォーム」と、快適な観察小屋「ペンギン・スカイボックス」があります。また、レンジャーが特別なビーチへお連れしてペンギンを観察できるツアーもあります。ツアーでは、最新のテクノロジーを駆使して、ペンギンのすべてがわかる工夫がされています。

ペンギンの大家族

フィリップ島周辺の海には、26,000ものペンギンが生息しているとされ、島のサマーランドビーチには4,000以上の巣があります。リトルペンギンは、オーストラリアの固有種であり、体長約33cmの世界最小のペンギン。日の出の1時間前に海に出かけて、日没に戻ってくるまで、毎日約100km泳ぎます。