概説
国際線
メルボルン空港へは、世界各地から27の航空会社が就航しています。空港から市内中心部までは約22km、約25分の距離です。
航空会社のメルボルン路線の繁忙期(ピーク)は、夏場の11月から1月にかけて。とくにクリスマスシーズンは、かなりの混雑が予想されます。この時期の旅行計画は、早めに予約することをおすすめします。
日本からは、オーストラリア国内主要都市へ飛び、そこから国内線へ乗継ぐのが一般的です。国内線の所要時間は、ケアンズより約3時間30分、ブリスベンより 約2時間、シドニーより約1時間。また、アジア系キャリア(SQ、CX など)で経由して入る方法もあります。地方都市からお越しの場合は、アジアの都市経由も意外と便利です。
メルボルン空港における税関と入国管理は、一般的にそれほど長く待つことはありません。空港内での、州間の乗り継ぎや国際線出発はわかりやすく、国際線ターミナルには荷物のロッカーがあります。その他に、24時間営業の両替所、レストランやバー、子供の遊技場、インフォメーションデスク(案内所)、主要レンタカー会社のカウンター、そして、ご出発の際にGST(消費税)の払い戻しが受けられる申請ブースなどがあります。また、広い駐車場も完備されています。
出国税はAUD$38ですが、ほとんどの場合は航空券代に含まれています。ご不明な場合は、インフォメーションデスク(案内所)でお尋ねください。
国内線
メルボルン空港への国内線は、カンタス航空、ヴァージンオーストラリア航空、ジェットスター航空、タイガー航空といった主要国内線航空会社が運航しています。
ジェットスター航空は、メルボルン空港の他に、ジーロング近郊のアバロン空港へも運行しています。どの国内線航空会社も、オーストラリアの主要都市と定期便を運航しており、一日を通じて、多い時には15分間隔で就航しています。
ビクトリア州内を飛行機で移動する場合は、カンタスリンク、REX(リージョナルエクスプレス)航空などの、いくつかの地方航空会社が運行しています。例えば、ミルドゥラ、ポートランド、トララルゴン、マウントホッサムなどの地方の主要都市とメルボルンを結ぶ路線が利用できます。さらに、これらの地方都市からの便を運行している小さな航空会社もあります。