概説

メルボルンは、オーストラリア先住民アボリジニのコミュニティと社会的にも文化的にも強く結びついています。アボリジニ文化について知りたいなら、クーリー・ヘリテージ・トラスト(クーリー遺産協会)やメルボルン博物館のバンジラカ・アボリジニ文化センターへ足を運んでみて下さい。

た、王立植物園で行われているアボリジニのガイドによるウォーキングツアーでは、彼らが食してきたブッシュフードと呼ばれる古来の自然食を通じ、アボリジニ文化について、別の角度から知ることができます。そして、それらが今日、市内のアボリジニ料理で知られるトゥジャナビ・レストランで生かされていることに気付くことでしょう。

さらに、メルボルンらしい体験のひとつとして、地元で人気のオーストラリアン・ルールズフットボールの試合を観戦すれば、偉大なアボリジニのプレイヤーたちの活躍を見ることができます。

メルボルンから足を延ばして、ダンデノン山脈エリアにあるブリンジャ・ギャラリー、Wathaurang族の本拠地やバララットにあるKirrit Barreet、ジーロングにあるNarana Creationsといったアボリジニアートギャラリーを訪れるのもおすすめです。

メルボルンから225km北に位置する、マレー川氾濫原のエチューカとタクムウォールの間にあるバラマー州立公園とバラマー州有林も、アボリジニ文化を知るために興味深いところです。世界最大のレッドガムの森には、非常に豊かなアボリジニの文化と歴史が息づいています。このエリアには、古来からの人々が住み続け、自然環境を管理しながら、彼らの歩み(歴史)を今に伝えています。

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