概説

メルボルンにいると、緑豊かな公園や庭園に囲まれ、そこが400万の都会であるということを忘れてしまうかもしれません。数千年もの時を経た古樹や野生動物が生息する豊かな自然が、街の片隅の静かな場所にも息づいています。

静かな街の片隅へ

街の中心部をふちどる旧財務省の建物からフィッツロイ公園へと続く並木、ヤラ川沿いのビララングマール公園、王立植物園には、街中とは思えないほどの自然を見ることができます。

街中に生息する生き物たち

豊かな緑がある公園には、たくさんの野鳥たちが訪れ、そこには動物たちも生息しています。花の蜜を吸いにやってくるミツスイ系の鳥たち、日向ぼっこするトカゲにも出会うことができるでしょう。夜になるとポッサムなどの有袋類も姿を現します。メルボルン動物園には、オーストラリアの固有種以外の動物たちもたくさん!水族館に行けば、南太平洋の生き物たちにも出会えます。

豊かな自然

ビクトリア州には、カンガルーやコアラをはじめ、エミュー、ウォンバット、土ホタル、ポッサム、カモノハシなど、数々のオーストラリア固有の野生動物が生息しています。ヒールズビル自然動物園ではカンガルー、ディンゴ、カモノハシなど、オーストラリア固有の生き物たちを見ることができます。

また、ビクトリア州は野鳥の宝庫。バードウォッチングにも最適です。黒鳥をはじめとする水鳥、リトルペンギン、エミューやライヤーバードなど、珍しい鳥を見ることができます。

グレートオーシャンロードの西側に位置するワーナンブールでは、7月から9月にかけてホエールウォッチングが楽しめますし、ポートフィリップ湾の南端は、イルカやアザラシの生息地として有名です。フィリップ島では、ペンギンのほか、アザラシ、コアラ、野鳥などを見ることができます。

オーストラリアの野生動物を間近で観察したい時は、ぜひ州内の自然動物園や動物保護区へ足を運んでみてください。

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