概説

熱気球、ワイン、そして野生動物との遭遇が楽しいサウスイースト・ツーリングルート

301 km、約3.5時間

演劇を見たり、屋上のルーフトップバーで飲んだりと、メルボルンでのシティライフを満喫した後は、3つの違った楽しみが待っている美しいカントリーサイドへドライブ!それぞれの目的地まで、1時間程度の気軽なドライブ旅行です。

ヤラバレーでは、青空へ高く舞い上がる熱気球に乗って、谷間の美しい風景を上空から眺め、フィリップ島では、かわいいペンギンやコアラなどの野生動物とご対面。モーニントン半島のワイン地区では、有名なピノノワールやシャルドネをテイスティング…。そんな、それぞれ違った魅力にあふれる地域をゆったりとドライブで出掛けてみませんか?

メルボルン

メルボルン

ビクトリア州南東部を結ぶサウスイースト・ツーリングルートは、メルボルンが基点。まずは、じっくりとメルボルンの街を満喫してください。

メルボルンは、たくさんのユニークで魅力あるカフェやブティック、バーなどが、歴史あるアーケードやメインの道路から続くレーンウェイ(小路)に ぎっしりと並んでいます。お気に入りのコーヒーやデザイナーブランドを探したり、日が暮れてきたら最新のバーに腰を下ろして一杯やるのもおすすめです。

歴史あるアーケードのレーンウェイ( laneways )など市内の大きな道路と道路を接続する路地裏に隠された異色のカフェやブティック、バーが並んでいます。私だけの宝物の場所を探して路地ツアーに出てみ てください。私の好みにぴったりなエスプレッソができるカフェやデザインショップを探して見になる頃にあらかじめ選んでおいたところに聞かメルボルンナイ トライフの魅力にはまってみるのもお勧めします。

メルボルンの市内中心部に位置するフェデレーション•スクエア( Federation Square )は、メルボルン旅行の1番地とすることができるほど活気に満ちた場所です。広場内には、レストランやカフェ、イアン•ポッター•センター: NGVオーストラリア( Ian Potter Centre : NGV Australia )などがあります。ヤ ラ川( Yarra River )全体では、ロイヤルボタニックガーデン( Royal Botanic Gardens )といつも人で溢れ、レストランやカフェがあるサウスゲート( Southgate ) 、アートセンター( the Arts Centre )とNGVインターナショナル( NGV International )などこの位置です。

メルボルンの中心部を長方形に巡回する無料のシティサークルトラム( City Circle Tram )に乗って街の旅行にも出ることができます。メ ルボルンのパリと呼ばれるコリンズ•ストリート( Collins Street )をはじめ、国会議事堂( Parliament House ) 、カールトン庭園( Carlton Gardens ) 、メルボルン博物館( Melbourne Museum ) 、クイーン•ビクトリア•マーケット( Queen Victoria Market )に聞かせてください。ほとんどの観光名所は徒歩でも行けます。

ドックランド( Dockland )は、川に沿って続く遊歩道を歩きながら、別格の趣を存分に感じることもお勧めします。


  • メルボルンからヤラバレーとダンデノン丘陵

    全長:56 km、約1時間

    夜明け前にメルボルンを出発。ヤラバレーを目指します。この日は早朝に、熱気球に乗って、壮大なヤラバレーの風景を上空から、日の出と共に眺めるために。ヤラバレーのワイン畑に朝日が当る瞬間は、本当に素晴らしいものです。

    ヒールスビルサンクチュアリーでは、自然に囲まれた環境の中、200を超える野鳥とコアラやカモノハシ、カンガル0、ウォンバット、エミュー、そして猛毒のヘビなど、たくさんの動物たちに出会うことができます。

    そして、ヤラバレーの有名ワイナリーで素晴らしいワインを堪能。ランチタイムには、デ・ボルトリやドメイン・シャンドン、ロックフォード、そして歴史あるシャトーイエリングなどの、数々の受賞歴を持つワイナリーのレストランへ。

    ランチの後、午後にはヤラバレーから車を走らせ、ダンデノン丘陵へ行ってみましょう。アッシュ山の森を走り抜ける、パッフィンビリー鉄道に乗るのも おすすめです。午後のゆったりと時間を過ごすなら、スカイハイレストランでのアフタヌーンティー、そして、山頂の展望所からの目を見張るほど素晴らしい風 景を満喫。天気のいい日には、遠くにメルボルンの街並みが眺められます。


  • ヤラバレーとダンデノン丘陵からフィリップ島

    全長:140 km、約1.5時間

    第2区間は、フィリップ島のチョコレート工場からスタート。自分だけのチョコレート作りを体験した後は、小さなチャーチル島へ向かいます。1850 年代に農場として使われていた島で、歴史的な建物やガーデン、そして湿地帯があります。島の壮観な風景を楽しむなら、フィリップアイランド・ヘリコプター に乗って、上空から眺めてみて下さい。

    フィリップ島ではお楽しみがいっぱい!巨大な迷路をはじめ、目の錯覚を利用して不思議な世界を体験できる「ア・メーズン・シングス」では、たくさん のアクティビティが体験できます。道路を挟んだ向かい側には、「コアラ保護センター」があります。木上の歩道を歩きながら、かわいいコアラたちを探してみ て下さい。

    .有名なバイクレースのモトGPが開かれるグランプリサーキットでは、ゴーカートにチャレンジ!実際のサーキットを走るのは、なかなかできない貴重な体験です。

    島の南東部に位置する「ノビーズ」は、自然保護区になっており、海と島の素晴らしい景観が広がっています。この場所は、世界最大の野生オットセイの営巣地。カメラを片手に、かわいらしいオットセイを観察してみてください。

    そして、本日のフィナーレを飾るのは、この島最大の見どころ「ペンギンパレード」!日没とともに海から上がってくる、かわいいペンギンたちを間近でじっくりと見ることができます。

    宿泊:フィリップ島


  • フィリップ島からモーニントン半島

    全長:105 km、約1時間

    第3区間、モーニントン半島の旅は、美しいガーデンと上質なワインを堪能! まずは、「アッシュコムメイズとラベンダーガーデン」へ。オーストラリア最古の植木で作られた迷路であり、世界で最初のバラのアーチを用いた迷路でもあります。

    「ヘロンズウッド」は、19世紀のブルーストーン(青みがかった灰色の砂岩)を使った邸宅。ガーデン&ディガーズクラブとして使われました。「レッ ドヒル・エステート」は、半島でも有名なワイナリーとして、数々の受賞歴のあるワインを堪能できます。また、ここからの西ポート湾の眺めは絶景!素晴らし い眺めとワインを楽しむことができます。

    「モンタルト・ヴィンヤード&オリーブグローブ」は、上質なレストランと彫刻やモチーフが展示されたガーデンが評判。天気のよい午後には、半島内に 21ある世界クラスのゴルフコースでプレーしたり、イルカやアシカたちと泳げる「ムーンレイカー・ドルフィンクルーズ」に参加してみてはいかが?

    のんびりと散策/散歩するなら、半島の最端「ポイントネピアン」にある歴史的な軍事サイトまで、ウォーキングしてみるのもおすすめです。海沿いを散 策するなら、歴史ある「ケープシャンク灯台」周辺のボードウォーク(遊歩道)で、自然にどっぷり浸るウォーキングも気持ちいいものです。

    一日の終わりは、「ペニンシュラ・ホットスプリングス」の温泉へ。ミネラル成分をたっぷりと含有した天然温泉で、疲れを癒してください。

    宿泊:モーニントン半島 翌日はメルボルンへ戻ります。